突然ですが、皆さんは老後の準備をしていますか?
どんな人でも避けて通れない老後問題。
「子なし夫婦 老後」をgoogle様に打ち込むと、「悲惨」とか「寂しい」などの検索予想が出てくるほど、子なし夫婦の老後を不安視しているご夫婦が多いようです。
しかし、本当に子なし夫婦の老後は悲惨なのでしょうか?
子なし夫婦が幸せな老後生活を送るために、今からできることを解説します。
子なし夫婦の老後が悲惨な理由
なぜ子なし夫婦の老後は悲惨だと思われているのでしょうか?
子なし夫婦の老後は悲惨だという人の立場や考え方は様々ですが、大きな理由は以下の3つ。
それぞれ順番に見てきましょう。
老老介護が避けられない
老後、もしパートナーが介護を必要とする状態になった時、主に介護を担うのは自分です。
子なし夫婦の場合、自分の子どもにヘルプをお願いすることができません。
年をとった体でパートナーの介護をするには、体力と精神力と覚悟が必要。
自分の家族に手伝ってもらえないという点が、子なし夫婦の老後は悲惨だと言われるゆえんでしょう。
兄弟に頼れれば‥‥と思いますが、その兄弟にも家庭があり、何より高齢。自分たちで何とかするしかありません。
生活に変化がない
子なし夫婦の家族は自分とパートナーの2人だけ。
もし子供がいれば、子どもあるいは孫のライフイベントに立ち会い、喜びを分かち合うことができるでしょう。
しかし、そのような相手もなく、自分たちは大きなライフイベントを終え、残りの人生をたんたんと生きていくだけ。
毎日に張り合いが無くなりがちです。
子なし夫婦の老後は生活の変化に乏しいのが実状です。
変化が少ないということを事前に知っておくのが大切!
パートナーの死後の生活が孤独
前述しましたが、子なし夫婦の近しい家族は自分とパートナーの2人だけ。
パートナーに先立たれると、自分1人で生きていかなければなりません。
頼りになる身内などがいれば別ですが、多くの子なし夫婦はパートナーと死別した後の生活が孤独に。
パートナーを失った悲しみと孤独感を自分1人で抱える辛さは想像に余りあります。
場合によっては10年以上1人で生きることになるかも‥‥。
孤独死のリスクもあります。
幸せな老後のために今からできる準備
ここまで、子なし夫婦の老後が悲惨と言われる3つの大きな理由を解説しました。
では、どうしたら子なし夫婦は幸せな老後を送れるのでしょうか?
幸せな老後を送るために、子なし夫婦が今からできる準備を3つご紹介します。
貯金・投資による資産の形成
お金の豊かさは選択肢の多さにつながります。
例えばお金があれば、パートナーの介護を自分1人で抱えずに外部に助けてもらうことが可能。
高齢になった体に合わせて、高齢者向け住宅への引っ越しをしたり、自宅をバリアフリーにリフォームしたりすることもできます。
子なし夫婦は子供の養育費がかからないことが特徴。
加えて今ではつみたてNISA、iDecoなどの節税制度が整ってきました。
子なし夫婦は貯金・投資で資産形成がしやすいので、今からでも将来に向けて備えましょう。
我が家も家計を見直して、資産形成の土台を作っています。
少しの意識と手間で、しっかりと貯まる家計になってきました。
老後でも夫婦で続けられる趣味の獲得
ライフイベントを一通り終えた子なし夫婦はどう生活にメリハリをつけるのでしょうか?
そのカギとなるのは、ズバリ、趣味。
老後、2人の時間をより多く取れるようになったら、共通の趣味があるといいでしょう。
子なし夫婦の皆さんは子育てがない分、今から老後まで一生2人で楽しめる趣味を探してみてください。
2人の仲が深まることはもちろん、将来の生活に変化をもたらしてくれたり、仲間とのつながりを生んでくれたりしますよ。
最近、2人でゴルフを始めました。
初期費用こそ高価でしたが、今後何十年も続けられるスポーツということで、夫婦ではじめの一歩を踏み出せています。
健康的な生活習慣の確立・継続
幸せな老後に何より必要なのが「健康」です。
健康な体あってこその幸せな老後と言えるでしょう。
そのために今から健康に悪い習慣はやめて、健康に良い習慣を取り入れていくことが大切。
栄養バランスの取れた食事、適度な運動、快適な睡眠の3つを心がけるだけでも体に変化が生まれるでしょう。
将来の医療費の節約、介護予防にもつながります。
ぜひ今から健康と言う資産にも投資を始めたいところです。
運動不足が気になるので、自宅での筋トレやウォーキングを始めました。
健康管理として、朝活もおすすめ!
まとめ:子なし夫婦の幸せは若いうちからコツコツと作ろう
子なし夫婦の老後は悲惨にも幸せにもなる可能性があります。
幸せな老後を送るためには今の若いうちからコツコツと準備をしていくことが大切です。
我々夫婦は現在少しずつその準備を進めていますが、皆さまはいかがでしょうか?
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