1年間の休日は約120日。
夫婦で休日をどのように過ごしていますか?
目まぐるしく変化する社会の中、資格の取得を通した自己のスキルアップは転職、昇格、自己肯定感の向上、義実家へのアピール等、様々な場面で役立ちます。
一人で勉強するとなると、継続が難しいものの、夫婦で同じ目標に向かって勉強することでモチベーションの維持にもつながります。
この記事では、結婚当初からいろいろな資格に二人でチャレンジしてきた夫婦が、夫婦で勉強をすることのメリットや夫婦関係がうまくいく資格の選び方を解説!
この記事を読むことで、夫婦関係を向上させつつ、自分のスキルアップへとつなげることができます。
総合評価は15点中11.5点
「せっかくの休日に夫婦で勉強!?」と感じるかもしれませんが、資格勉強は非常に充実度が高く、始めやすい趣味であると我々夫婦は考えます。
各項目5点満点。★=1点、☆=0.5点。
勉強に抵抗がある夫婦でも、資格の選び方さえ間違えなければ、夫婦の趣味として成立します。

「勉強=偉い」という価値観を持つ人が多いため、他の人にも誇れる趣味になります。
資格を選ぶ際の注意点
夫婦の趣味としての資格勉強を始めるにあたって、大切なのは挑戦する資格選び。
各自が好き勝手に勉強するだけでは、「夫婦の趣味」とは言えません。
夫婦でモチベーションを維持しながら、趣味としての資格勉強を楽しむためには、どのように資格を選んだらよいのでしょうか?
二人で同じ資格を選ぶ
夫婦の仲を深めるうえで一番有用なのは、2人で同じ資格を受験すること。
各自の実力や興味に合わせて、受験級が異なってもOKです。


同じ資格に挑戦するメリットは、
- 問題の出し合いなどで、受験勉強の時間を共有できる
- 2人で一緒に受験会場に行ける
という点。
その日に学んだことを報告し合ったり、勉強の仕方を真似したりすることで、学習効率も高まります。



会場が一緒ならば、資格試験をデートとして楽しむこともできます。



試験後に二人で美味しいものを食べてお疲れ様会をするのも、試験勉強中の楽しみの一つ!
どちらかが既得の資格をお互いに選ぶ
パートナーが持っていて、自分がまだ持っていない資格に挑戦するというのもアリです。
そのメリットとしては、
- 勉強しながらパートナーに気軽に質問できる
- 質問や相談を受けることで、パートナーに認められているという感覚が芽生える
- パートナーの今までの努力を知り、尊敬できる
という点が挙げられます。



夫婦で同じ資格を選ぶことよりも、パートナーの良いところを引き出せるという点で長けています。
ただ、注意点としてどちらか片方だけが頑張るのではなく、2人それぞれが相手の持っている資格に挑戦する必要があります。


勉強するのが自分だけだと、自分が認められる機会が無くなり、劣等感につながってしまうからです。
「持ちつ持たれつ」を意識しつつ、教える側は相手をバカにしない、質問して教わる側は相手の話を素直に聞く、といったお互いの配慮も大切にしましょう。



れいの得意分野は私の苦手分野。
あえて挑戦することで苦手が克服でき、世界が広がりました。
事前に費用と学習時間を把握しておく
意外と見落としがちなのが、資格取得にかかるコスト。
ここには、参考書代だけでなく、受験料や学習に必要な時間も含まれます。


参考書代や受験料はどこから出費するのか、学習に費やせる時間はどのくらいあるかを、2人でよく話し合っておく必要があります。
逆に、2人で必要なコストを洗い出すことで、目標がより一層明確になり、会話も充実したものになります。



受験料は意外と盲点。
参考書代は安く済むことが多いですが、受験料は2人分かかってくるので、予算をしっかり確保しておきましょう。
(余談)中山夫婦の資格取得状況
中山夫婦は、結婚してからお互いの影響を受けて、様々な資格を取得、勉強しています。
れい | ゆう | |
結婚前 | ・漢字検定準1級 ・数学検定準1級 | ・漢字検定準1級 |
結婚後 | ・世界遺産検定3級 | ・数学検定2級 ・世界遺産検定2級 ・日商簿記検定3級 |
挑戦中 | ・漢字検定1級 ・歴史検定3級世界史 ・日商簿記検定3級 | ・漢字検定1級 ・歴史検定3級世界史 |
赤文字の資格は同時期に勉強した共通の資格、緑文字の資格はどちらかが既得の資格です。



世界遺産検定は、自分は3級、ゆうは2級を一緒に受験して、2人とも合格しました!



現在は、漢字検定1級と歴史検定3級(世界史)の合格を目標に勉強しています。
二人に合った資格から始められる
同じ資格を勉強するということは、2人が興味あるジャンルから資格を選ぶことが肝心。
勉強に抵抗があるご夫婦は、面白そうな資格から挑戦するのもアリです。
二人が興味あるジャンルに「検定」という言葉を付けて検索すれば、夫婦の理想の資格が見つかるかもしれません。



ねこ検定や日本ビール検定、気になるなぁ!



マイナーな検定は受験料が高いものの、話のネタになること間違いなし!
勉強時間を共にすることで仲が深まる
休日の朝や、夕食後のひと時など、一緒に勉強する時間を設けると生活にメリハリが生まれます。
勉強している内容で問題を出し合ったり、知識の確認をし合ったりすることで、2人のコミュニケーションが増え、同時に自分の中で知識が定着します。



一人で勉強することに比べ、アウトプットの機会が増えるので、学習効率がUPします!
我々のおススメは、休日の朝にファミレスやカフェでモーニングを楽しみながらの勉強。


朝活の達成感、勉強後のお出かけといったプラスのメリットがたくさんあります。



休日の朝のファミレスやカフェは空いています!
知的好奇心が高い夫婦なら長続きする
この趣味に終わりはありません。
資格を取得したら、さらに上位の級を目指したり、他の検定に挑戦したりと知識の幅を広げ続けることができます。
そのために必要なのが、夫婦それぞれの知的好奇心。
2人揃って知的好奇心が高ければ、資格探し→勉強→資格取得のサイクルが続いていきます。


ただ、ある程度資格を取ってしまうとネタ切れ気味になることも。
加えて注意したいのが、試験に片方だけが落ちるとモチベーション維持が難しくなる点です。
学習には時間をかけ、夫婦で成功体験を積み重ねていきたいですね。
まとめ
夫婦の趣味としての資格取得がおすすめなのは、
- 興味ある分野が共通している
- 知的好奇心が高い
というご夫婦。
知識を広げながら、夫婦の仲を深められること請け合いです!
夫婦でどんな資格を取得したいかを話し合うところから始めてみてください!
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