結婚するときの懸念材料の1つが嫁姑関係。
良好な関係に越したことはありませんよね?
実は、その関係を築くためには嫁の努力だけでなく、夫の協力も不可欠!
嫁姑の二人でディナーに行くほど仲が良い関係を築いた中山夫婦が、妻・夫それぞれの対応方法を解説。
この記事を読むことで、良好な嫁姑関係を築いていこうという奥様の心構えやそれを支える夫の必要な行動がわかります。
嫁姑関係だけでなく、夫婦関係まで築けるので、一石二鳥です。
- 姑と良好な関係を作るために、妻が意識すべきこと5選
- 嫁姑の仲を取り持つ夫の心構え3選
中山家の嫁姑の仲良し度(前提)
この話をするにあたって、結婚前に嫁姑でどのくらいコンタクトがあったかを年表形式でまとめてみました。
2015.6 | 実家近くの中華料理屋さんで初顔合わせ( れい ・ゆう・れい母) |
2017.7 | プロポーズ |
2017.8 | 実家近くのイタリアンレストランで顔合わせ(れい・ ゆう ・ れい母 ・ れい父 ) |
2017.9 | 小岩井農場で両家顔合わせ(家族総出) |
2018.4 | 結婚式(家族総出) |
結婚前に1対1で会ったことは当然なく、必要最低限の回数のみの顔合わせです。
しかし現在で、2人でディナーに行ったり、LINEでやり取りをしたりという関係にまで発展しています。

お義母さんとれい(夫)のおかげで良好な関係を築けております。
嫁が意識すべきこと5選
このような仲の良い関係に至るまで、長い月日はかかりませんでした。
妻・ゆうが結婚当初から意識していることを1つずつ解説していきます。
① 自分の親や家族だという認識を持つ
夫婦になったということは、新しく家族関係が結ばれたということ。
もうお客様でも他人でもありません。夫の両親から見れば、嫁も一人の娘です。
自分の親が家事をしていたら手伝うし、笑顔で会話することも自然なこと。
当事者意識を持ちましょう。



挨拶はすべての基本。
自分から率先して挨拶しましょう。
② 素直になる
いくら家族だからといって、自分の感情をむき出しにしてはいけません。
しかし、何かをしてもらったり、何かをいただいたりした時には全力で喜びましょう。
嫁姑関係に限った話ではないですが、お嫁さんが素直に喜ぶとお姑さんはその1.5倍は内心喜んでいます。
そして、その様子を見て旦那さんも喜んでいるはずです。
そのためにも、ご厚意にはしっかり甘えましょう。下手な遠慮はしないほうがいいです。



私は嬉しいとすぐ顔に出ちゃうし、ガンガンれい母のご厚意に甘えています。



そのおかげで、実家に帰るといろいろな物をもらえます。
特にCOSTCOのおすそ分けが多い(^^)
③ 夫のグチは 1%だけ
お姑さんにとって、旦那さんはいつまでも大切な息子です。
グチが溜まっているのはわかりますが、基本は旦那さんを立てましょう。
お姑さんが、「この子(旦那さん)はこういうところがあるから‥‥」とか「ダメなところを遠慮しないで言っていいのよ」と言ってきたら、笑い話や最後はノロケ話に繋がるレベルで「実は‥‥」と話しましょう。
本気100%のグチはNGです。
旦那さんを立ててあげることで、結果的にはあなたの好感度が上がります。
損して得取れという精神で話しましょう。



れいは、細かいところがあるから面倒でしょ‥‥?



確かに細かいところもあるんですけど、そのおかげで近くのスーパーの底値を把握してくれていて助かっています~。
④ 会話は前向きに
お姑さんがあなたに何かを教えてくれることがあるかもしれません。
それこそ仲良くなるチャンス!
どんどん前のめりに話を聞きましょう。
共通の話題となる旦那さんの小さい頃の話や、お家の歴史、お姑さんの近況などを積極的に知ろうとするお嫁さんは、お姑さんに必ず喜ばれます。
知って欲しくて話してくれているわけですから。
事前にざっくりとしたあらましや、風土のことを旦那さんに教えてもらうとより理解がスムーズで会話も弾みます。



そのときの話題が、その後の夫婦の話題にもなるよね。
⑤ 程よい距離感で
いつまでもよそよそしいのはNGですが、逆に会話が弾んでくると、お姑さんが悪気無く聞いてきた質問に答えられないことも‥‥。
そんなときは無理に答える必要はありません。上手に断りましょう↓↓
- 「少しデリケートなことなので‥‥。」
- 「詳しくお話できるようになったら、またお話いたしますね。」
- 「その話を私の口からすると憶測が混じってしまうので、控えさせてください。」
しかし、断りづらいという気持ちもわかります。
そこで重要になってくる人物が旦那さんです。



SOSを旦那さんに向けて発信!
夫が意識すべきこと3選
関係が浅い状態で、お嫁さんとお姑さんが1対1で話すことはなかなか無いはず。
2人を仲立ちする役目の旦那さんが意識すべきことも解説します。
① 事前に情報を根回し
嫁姑の双方に、事前にNGな話題について根回しをしておきましょう。
そうすることで、その話題が出てきたとしても、旦那さんから助け舟を出しやすいです。



お付き合いしている時から根回しをしていたよ。
中山家では、ゆうの持病のことや将来的に子どもを授かるかどうかというデリケートな話題を、れいが事前に伝えているため、それらの話題が出ることはありません。



あれこれ聞かずに見守ってくれる、れいさん家族に感謝です。
また、どんなご家庭なのかも事前に知れたので、安心して初めての面会を迎えられました。
事前に根回しをしてくれたことへの感謝も含め、「夫のグチは1%だけ」。
むしろお姑さんの前で立ててあげることで、いざというときの命綱となってくれるでしょう。
② 当日は双方の顔色に注視
事前に情報を伝えたとしても、伝えきれていない話題や不測のトラブルが起こり得るもの。
嫁姑がどんな表情で会話をしているか、そのときの空気を敏感に感じ取りましょう。
夫としては、妻も実母もどちらも立てるスタンスで会話に臨むのが大切です。
自分を悪者にしてでも、嫁姑関係の構築に努めたほうが将来的には楽になります。



帰省の帰り道に妻から母の悪口を聞いたり、自分一人で帰省した際に母から妻の悪口が出たりすると、その後の帰省への心持ちが重くなりますよ(多分)。
③ 事後は良かったところと改善点を伝える
帰省等が終わったら、まず妻を労いましょう。
帰りのコンビニでスイーツを買うも良し、高めの入浴剤を買うも良し。
自分の何倍も緊張していた妻の頑張りを褒めることが大切です。
そのうえで、その日に気付いたNG話題やそこに繋がりそうな話題などがあったら、次回のために双方に伝えておきましょう。



同じ地雷を踏ませないためにも、忘れないうちに共有を。



今後何回もお付き合いするうえでの、姑攻略法を蓄積していきましょう。



今後何回もお付き合いするから、嫁攻略法があると助かるわ~。
まとめ
妻視点、夫視点でいろいろと書いてきましたが、1番大切なのは、お嫁さんの笑顔です。
お嫁さんが息子だけでなく家全体を受け入れ、慣れようとしれくれている姿は、お姑さん的に嬉しいはずです。
無理なく笑顔で帰省し、お姑さんと良好な関係を築くのに意気込む必要はなく、日頃から自分と周りを大切にして過ごすことが重要です。
当然緊張はあると思いますが、前を向いて帰省先での時間、お姑さんとの時間を楽しんでください。
コメント