1年間の平均休日は約120日。
夫婦で休日をどのように過ごしていますか?
自分の趣味も大切ではありますが、パートナーと共通の趣味を持っていると、楽しいだけでなく夫婦の仲も深まっていきます。
我々夫婦は結婚生活5年間の中で、様々な趣味に2人で挑戦して、夫婦で楽しめる趣味を見つけてきました。
挑戦した趣味の中には、予算や時間の制約、2人の性格等を理由に断念したものも。
この記事では、実際に我々夫婦が挑戦してきた趣味の中から、鉄道模型について解説!
夫婦という視点で、プラレールを中心に、鉄道模型を始めることのメリットや懸念点についてを述べていきます。
鉄道に興味があり、模型を実際に買ってみようかと考えているご夫婦、2人で共通の趣味が欲しいと探しているご夫婦必見です。
プラレールの評価は74点
夫婦の趣味に関する独自の評価項目に基づいて採点した結果は74点でした!
以下がその内訳となります。
プラレールと聞くと、子どもの玩具と捉える方も多いかと思いますが、大人になった今なら制限なく楽しむことができるため、おすすめです!
夫婦でプラレールを楽しむ上での特徴
プラレールは結婚初年度に始めて、大人も財力でいろいろなレールや車両を集め、これまでに3万円ほど費やしました。
年々新しい商品が登場し、リアルさも追求されているプラレール。
数年間実際に遊んでみてわかった特徴を5つ紹介します。
毎回時間はかかるが何年経っても遊べる
プラレールは、レールを繋ぐだけで車両を走らせることができるため、遊んでいない期間が長くても、すぐに誰でも再開できるのが特徴。
レールや車両は説明書に沿って適切に保管すれば長く楽しめるので、鉄道模型をお手頃に楽しみたいという方にも向いています。

レールは頑丈ですが、車両の連結部分は欠けやすいので注意が必要。
車両は買ったときの箱にしまって保管しています。
しかし、遊ぶたびにレールを繋いで組み立てる必要があり、その作業に時間がかかるため、隙間時間にちょこちょこ遊ぶのは難しい一面もあります。



夫婦で初めてプラレールを買ってから4年半ほど経ちますが、車両もレールもまだまだ現役。
2人とも時間のある時に、リビングで大作を作ります。
楽しいのはレールの組み立て
プラレールの醍醐味はレールのレイアウト。
現実世界では不可能、または存在しないコースを自由自在に組み立てられます。
組み立てている間は時間を忘れるほど楽しい分、組み立て終わると達成感とともに虚無感を感じます。


プラレール自体は実車の再現性よりもレールレイアウトの自由さに重きを置いているので、実車の再現性を求める方はNゲージの方が楽しめるでしょう。





車両を走らせるにあたって、螺旋を登った先の下りで脱線させないようなレイアウトが大変でした。
車両を走らせている時は走行音が振動も含めてかなり大きいので、集合住宅に住んでいる人、夜間に遊びたい人にはおすすめできません。
子なし夫婦の住まいのお悩みは以下の記事で解説していますので、悩んでいる方はぜひご覧ください。


持っているレールの種類や量に比例した自由度
プラレールは子どもを主要なターゲットとした玩具。
そのためレール、車両ともに安価、造りも単純でしっかりしているため、多少リスクのあるレイアウトを実現できます。
玩具店や家電量販店で種類、量、どちらも豊富に販売されているため、パーツを買い込んで立体交差など複雑なレイアウトを実現させるも簡単。
どのくらい自由に楽しめるかは、プラレールで遊ぶ部屋の広さと持っているレールの豊富さに左右されます。



複雑なレールレイアウトを楽しみたいから、パーツがたくさん売られているのはありがたい!
場所の広さはかなり必要になるので、私たちはリビングで楽しんでいます。
夫婦で楽しめるかは各自の熱量に依存
夫婦2人でプラレールを楽しめるかは、各自の好き嫌いや得意不得意に大きく依存します。
例えば中山夫婦は、



車両も好きだけど、レールレイアウトを考えたり組み立てたりするのが大好きです。



レールは組めないけど、車両が走っているのを見るのが大好き!
という夫婦なので、れいが作り、ゆうが写真を撮るという形で、プラレールを満喫しています。
2人とも鉄道が好きであることは最低限必要でしょう。


大人にとっては低予算でいろいろ揃えられる
プラレールはレールと車両の両方がお手頃な価格という点も魅力。
レールは500円程度、車両は2000円程度で買うことができるため、予算に合わせた買い物が可能です。
ただ、1つ1つがお手頃な価格という点が、つい購入の背中を押してしまいがち。
あれもこれもと買って、気が付いたらかなりの額をプラレールにつぎ込んでいた、ということも起こるので注意と自制が必要です。



Amazon
しかも商品によっては30%OFFのものもあるため、おススメです!
自制ができない我々はAmazonだけで30,000円使っていました‥‥。
おまけ:Nゲージでも遊んでみた
プラレールで何年か遊んだ後、より本格的な鉄道模型が欲しいということで遊び始めたNゲージ。
こちらは以下のような採点により、評価は57点となりました。
項目 | れい | ゆう | 合計 |
長続き度 | 4 | 6 | 10 |
楽しさ | 8 | 8 | 16 |
自由度 | 3 | 6 | 9 |
仲深められる度 | 6 | 7 | 13 |
予算 | 3 | 2 | 5 |
合計 | 24 | 29 | 53 |
プラレールと大きく差が開いたのは、自由度と予算の2項目です。
Nゲージとプラレールは同じ鉄道模型でも別物
Nゲージもプラレールと同様、一度購入したら長く楽しむことはできます。
しかし、鉄道模型としては全く別物です。
まず、価格面はプラレールと比べて、車両は5倍以上の値段となっています。
生産数もプラレールより少ないため、人気モデルは中古でもプレミア価格がついています。
ただ、プラレールより細かいところまで忠実に再現されており、見た目をじっくり楽しめるほか、ジオラマを制作してお気に入りの風景を自宅に再現させることも可能です。


また、自由度に関しては、電流を流す配線を考慮するため、プラレールよりもレイアウトが難しくなります。
特に立体を作る場合には、高価なレールセットが必要となり、予算が気になってくるところです。



プラレールで作った螺旋構造などもってのほか。
現実世界の線路にあるようなレイアウトしかできないと考えておきましょう。
レールや車両の入手しやすさも考えると、夫婦揃ってよほどの鉄道愛好家でない限り、プラレールで十分楽しめます。



2人の熱量に差があるとNゲージはコスパ悪いです。
かと言って、熱量が高い者どうしだとこだわりが出るので、溝を生んでしまうかも‥‥。
まとめ
プラレール、Nゲージは夫婦2人とも鉄道好きならば長く続けられる趣味です。
自由自在なレールレイアウトを楽しむならプラレール、本物を再現したいならNゲージが基本の考え方になりますが、夫婦で始める以上は2人の鉄道愛や予算を考慮したうえで、どちらを選ぶかを相談してから購入し始めましょう。
コメント