100年以上の歴史を持つ東京ステーションホテル。
一度は泊まりたいホテルにランクインするほど、高級かつ憧れのホテルとなっています。
宿泊となると40000円は下らない価格帯ですが、ロビーラウンジならディナーでも3000円ほどで楽しむことができます。
東京ステーションホテルで挙式やプロポーズを行った中山夫婦が、そのロビーラウンジの雰囲気やメニュー、おすすめの時間について解説。
この記事を読むことで、ロビーラウンジの様子を知ることができます。
- グランドメニューは手軽な価格帯で量も楽しめる。
- ドレスコードは、百貨店レベル以上。
- おすすめの時間は昼前。混雑する時間は15時頃。
- 値段は手軽でもサービスの水準は一流。
ロビーラウンジとは?
東京ステーションホテルのロビーラウンジとは、どのようなレストランなのでしょうか?

その場所などの基本情報について、まずは解説します。
東京ステーションホテルのレストランの1つ
東京ステーションホテルは東京駅直結の高級ホテルです。
東京ステーションホテルには、10以上のレストランやバーがありますが、一番入りやすい位置にあり、値段も手頃なのがロビーラウンジです。

宿泊もしたことはありますが、一晩で福沢諭吉が何人も吹っ飛びます。
丸の内南口からラウンジ入口へ
東京ステーションホテルは、東京駅の丸の内側を南北に覆っている横長のホテルです。


ロビーラウンジは丸の内南口付近にあるため、「丸の内南口」の改札を通るようにしましょう。



もちろん、東京ステーションホテルのフロントからも入れるよ!
夜でも手頃な値段のメニューあり
ロビーラウンジは、東京ステーションホテルの中では唯一、朝から晩まで利用できるレストランとなっています。
しかも、ディナーの時間帯でも約3000円の「セットメニュー」が選べるという手頃さ。
その「セットメニュー」の品目は以下の通りです。
- 本日のスープ
- プチサラダ
- メイン料理(以下8品目から選ぶ)
- コーヒーor紅茶
以下のメイン料理によって、値段が変わります。
- オーガニック赤米・黒米入りヘルシーミネストローネ 三種のパンを添えて(2700円)※
- ホテルオリジナル トリュフのキッシュ(2900円)
- ローストビーフと卵のサンドウィッチ (3000円)
- 天然酵母 ソフトバゲットの和牛ローストビーフサンドウィッチ(3080円)
- 天然海老入りのソテ入り 彩り野菜のカレー(3200円)
- 和牛土佐あかうしのチーズハンバーグ&エッグベネディクトのせ厚切りトーストのオーブン焼き(3200円)
- 和牛ローストビーフ “DONBURI” 季節野菜添え(3700円)
- シーフードドリア(鮑、帆立貝、海老)(3800円)
※ミネストローネのみスープはつきません。
これらの「セットメニュー」は、ランチとディナーで注文でき、約3000円というお値段で前菜から食後の一杯まで楽しめます。



料理の名前が1つ1つおしゃれ!



確かに2700円~3800円で食べられるんだね!
予約が必要なのは朝食と限定メニューのみ
土日祝の昼間や平日の15時頃は大変混み合うロビーラウンジですが、予約ができるのは一部のみです。
その一部とは、朝食と限定メニュー!
朝食は8:00~9:30に限り予約が可能、限定メニューというのはごく一部の数量限定メニューです。
そのため、朝食以外の予約は基本的にできないと考えておきましょう。



当初の予定では、朝食を食べて丸の内で朝活! ‥のはずが、朝食の残り予約残数が1で、予約できませんでした。
予約に関しては、東京ステーションホテル公式サイトや



朝食に関しては、早めの予約が吉です!
公式サイトだと、なぜか予約残数がほとんどないため、一休.comがおススメ!
実際にランチを食べに行ってきた
本当であれば朝食を食べたかった我々。
そもそもロビーラウンジに行こうと思ったきっかけから、実際のお料理の様子までを細かく解説します。
きっかけ
そもそものきっかけは、「ホテル共通利用券」があったから。
この「ホテル共通利用券」は、新型コロナウイルスのワクチン接種済証を提示することで、利用額に応じてもらえるクーポンです。
もらった「ホテル共通利用券」は、東京ステーションホテルやホテルメトロポリタンなどの宿泊や直営レストランで使えます。
\2022年3月31日まで!/


我々は2021年10月に東京ステーションホテルに宿泊をしていたので、そのときに3000円分の「ホテル共通利用券」をゲットしていました。


期限は3か月なので、使う場所を夫婦で相談していると‥‥



ロビーラウンジでお茶したいなぁ~。



まだ行ったことが無いから、ロビーラウンジで食べてみたい!
2人の意見が一致したため、今回は東京ステーションホテルのロビーラウンジでプチ贅沢をすることに決定しました。
本当であれば、朝食を食べたかったものの、予約残数の関係で断念。
先述の通り、早めの予約をおすすめします。
ラウンジ内の雰囲気
気になるラウンジ内の雰囲気はこんな感じ。


朝食会場にも使われる、同ホテル4階のアトリウムとよく似た落ち着きもありますが、1階でロビーラウンジという開かれた場であるがゆえの華やかさもあります。


ドレスコードはなく、他のお客さんはスーツだったり、カジュアルなパーカー&ジーンズだったり様々でした。
ただ、場の雰囲気に合わせたいという方は落ち着いたテイストのファッションで行くと良いでしょう。



老舗百貨店に行くような装いがちょうど良いかと思います。
予約のできないランチタイムでしたが、ゆったりとした席に通してもらえるほど空いていました。
ランチ開始時刻である11:00に合わせると、平日はゆったりと楽しめるでしょう。



逆に、土日の11:00は公式サイトにも「大変混雑する」と書かれるほど混んでいるようです。



平日は15:00頃が混んでいます。商談するビジネスマンやティータイムを楽しみに来た人でにぎわい、入口に列ができているほど。
メニュー選び
我々が注文したのは、前述の「セットメニュー」。
メイン料理は
- れい:天然酵母 ソフトバゲットの和牛ローストビーフサンドウィッチ(3080円)
- ゆう:和牛土佐あかうしのチーズハンバーグ&エッグベネディクトのせ厚切りトーストのオーブン焼き(3200円)
でした。
メイン料理単品だと2000円ほどになりますが、+1000円ほどでスープとサラダとドリンクのセットになるため、セットにすることを強くオススメします。



ドリンク単品だと1500円くらいになるため、個人的にはティータイムの利用は割高かと思います。
ドリンクに関しては、差額を支払うことでグレードアップすることができるため、飲みたいコーヒーや紅茶があれば自由にカスタマイズできるのも嬉しいポイント。



オリジナルフレーバードティー(エバーラスティング ストーリー)にグレードアップしました。
アレルギー・好き嫌いの確認
ドリンクの注文が終わると、あの一流ホスピタリティが、ロビーラウンジでも登場します。



アレルギーや苦手な食材はありますか?
ブラン・ルージュ同様、ロビーラウンジでも聞いてくれます。
特にアレルギーについては、念入りに該当食材がメニューに入っていないかを確認してくれました。
好き嫌いについても、その食材が入っているかどうかだけでなく、調理法まで確認してくれて、美味しく食べてほしいという思いを感じました。



玉ねぎが苦手です‥‥。



サラダに含まれているのと、ハンバーグには刻まれた玉ねぎが入っています。



サラダのはキツイですが、刻んで焼かれている玉ねぎなら大丈夫です!
セットメニュー共通のサラダとスープ
まずはスープとサラダが運ばれてきました。
どちらも野菜たっぷりです。







スープは、白菜をはじめとする野菜の味わいが優しい。
熱すぎない温度で運ばれてきました。
時期によって、スープやサラダの中身は変わるので、時期を変えてまた行きたいです。
天然酵母 ソフトバゲットの和牛ローストビーフサンドウィッチ セット
まずはれいのメイン料理。


ボリュームがすごい!
ローストビーフもたっぷりです。
3つのサンドイッチの中身は同じで、パプリカやブロッコリーが彩ってくれています。



ローストビーフのソースがふわふわのパンにも絡んでいます。男性でも十分のボリューム!



ポテトまで重量級!
和牛土佐あかうしのチーズハンバーグ&エッグベネディクトのせ
厚切りトーストのオーブン焼き セット
お次はゆうのメイン料理。


こちらはおしゃれな一品。
ふわふわのパンに肉厚なハンバーグが鎮座しています。



ハンバーグや卵でしっかりと味付けがされているので、付け合わせの野菜たちがそれぞれの個性を持ち、味わいの中にメリハリやリズムをつけてくれています。



おしゃれだけど、ボリュームも見た目以上にあったようです。
食後のティータイム
食後にはドリンクがサーブされます。
れいはコーヒー、ゆうは紅茶です。


(東京ステーションホテル珈琲物語)


(エバーラスティングストーリー)
2人とも差額を払って、少し贅沢なコーヒー&紅茶にしました。


紅茶は、ティーポットで運ばれてくるため、2杯分楽しめます。
コーヒーは1回までおかわり無料!
つまり、どちらを頼んでも2杯分楽しめるということになります。



コーヒーにすっぱさはなく、苦みもあまりありません。
香り高く、マイルドな味わい。



紅茶に関しては、アールグレイがベースなので柑橘の爽やかな香りが豊かに広がります。そっと香るショコラが甘すぎず、けれどしっかりと甘い香りなので食後にピッタリ!
最後まで大満足なロビーラウンジランチでした。
まとめ
東京ステーションホテルのロビーラウンジの、良い意味であまり重量感がなく、入りやすい雰囲気です。
そして、東京ステーションホテル内の他のレストランよりもカジュアルに、お財布にも手軽に高級ホテルの味を楽しめます。


特に、11:00からの「セットメニュー」は以下の点からおススメ!
- 値段が3000円前後
- 前菜からドリンクまで付いてくる
- メイン料理とドリンク(差額)が選べる
- 質だけでなく量までたっぷり
土日の昼は混むので、平日の11:00を狙うとお料理だけでなくゆったりとした時間も楽しめます。
ホテルだからお上品な量‥‥ではなく、お腹をしっかりと満たしてくれるロビーラウンジのランチ。
泊まるのはハードルが高いけど東京ステーションホテルの雰囲気を知りたい、手軽にプチ贅沢を丸の内でしたいという方にはおススメのお店です!
予約には残量があるので、
↓大切な食事のときには、「ブラン・ルージュ」がおススメ!↓


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