中山家の本棚– category –
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【ネタバレあり】村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の感想を紹介!
日本にとどまらず、世界の文学界でも一定の地位を揺るぎないものにしている村上春樹。 初期の青春小説「鼠三部作」を見事に完結させた村上春樹が次に描いたのは「意識」の世界。 表層意識と深層意識という2つの世界を作り上げ、そこで主人公が翻弄さ... -
【ネタバレあり】穂村弘『整形前夜』のあらすじと読んだ感想を紹介!
独特のワードセンスが光る人気歌人、穂村弘。 歌壇でその卓越したセンスや技巧を惜しみなく披露し、今は選者としても活躍。 次世代の歌人の発見や育成にも寄与している穂村弘だが、短歌を離れるとポンコツだった? 穂村弘が現実世界と格闘する様子... -
【ネタバレあり】穂村弘『君がいない夜のごはん』のあらすじと読んだ感想を紹介!
現代短歌の先駆者であり、今では不動の人気を確立している歌人、穂村弘。 そんな穂村弘が「食べ物」について真剣に、時に可笑しくなるくらい考えたエッセイがあります。 その名も『君がいない夜のごはん』。 今回は、傑作エッセイ『君がいない夜の... -
【ネタバレあり】感動の名作!村上春樹『羊をめぐる冒険』のあらすじと感想
村上春樹が初期に書いた青春小説、その中でも「僕」と「鼠」の登場する話が「鼠三部作」として一つの大きな物語となっています。 それぞれのタイトルは『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』。 中でも最終作『羊をめぐる冒... -
【ネタバレあり】つまらない?村上春樹『1973年のピンボール』のあらすじと感想
村上春樹の初期の青春小説3編は「鼠三部作」として知られています。 それぞれのタイトルは、『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』です。 この3作品の中でも、「内容がよく分からない」、「つまらない」と評されることもあ... -
村上春樹『風の歌を聴け』を読んだ感想とその魅力
皆さんは村上春樹と聞いて思い浮かべる作品は何ですか? 村上春樹を知っている人なら、『ノルウェイの森』、『1Q84』、新しい作品だと、2023年4月に発売された『街とその不確かな壁』など、様々な作品を挙げると思います。 では、その村上春樹を誕生... -
【ネタバレなし】村上春樹『パン屋再襲撃』を読んだ感想
日本のみならず、海外でも活躍が知られている村上春樹。 話題作や代表作として『ノルウェイの森』や『1Q84』といった長編小説がよく挙げられています。 しかし、村上春樹の作品は短編も優れたものが多いのです。 今回は、村上春樹がデビューして間...
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